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あいさつ文の書き方

長文を書く必要はありません。手紙に書くことはたった4つでOK。シンプルにまとめるのがポイントです。下の例文にならい、心理効果を高めるフレーズや言葉を盛り込めば、あなたはお相手にとって“気になる存在”になることでしょう。

お相手のパーソナリティー、お相手との年齢差、あなたが与えたい印象などを踏まえ、
言葉選びや表現を工夫してみましょう。

[例文A] 誠実さや真面目さを重視

  • 語尾や言い回しを丁寧に、きちんと漢字を使うことを意識しましょう。
  • 「〇〇様」と苗字で呼びましょう。

[例文B] 親しみやすさや優しさを重視

  • 話し言葉に近い語尾や言い回し、ところどころにあえてひらがなを使うことを意識しましょう。
  • 「〇〇さん」と苗字で呼びましょう。
  1. あいさつ
  2. 自己紹介
  3. 手紙を出した理由
  4. 「取扱説明書」についての案内と、コンタクト承諾のお願いを兼ねた結びの言葉
名詞効果
「●●が好き」よりも「●●好き人間」と表現した方が、帰属意識の高さを感じます。趣味などを伝える際に用いれば、「本当に好きなんだな」とお相手に強い印象を残すことができます。
ハロー効果
ある顕著な一面に引きずられて他の要素も評価してしまうこと。1つの良い点があれば、全体的な評価を実際よりも高くしてしまう傾向が人の深層心理にはあります。職業、経歴、実績などをさりげなくアピールしましょう。
SVR理論(刺激)
出会いの段階では、お互いの人となりに刺激を受けている状態。お相手の良さを理解し心惹かれていることを伝えましょう。
親近効果
最後に示されたことが印象に残り、後の判断に大きな影響を与えるという効果。「会いたい」という真っ直ぐな想いを最後に伝えましょう。

取扱説明書の書き方

紹介書では伝えきれないことをアピールしましょう。あらかじめお知らせしておくことで、初対面での会話の話題にもなります。ここで活用したいのは「アンダードッグ効果」。弱い立場にある人や、不利な状況にある人を応援したくなる心理現象のことです。あえて失敗談や短所を示すことで好意を引き出すテクニックとして、効果が期待できます。

失敗談や短所を盛り込むのは1エピソードで十分です。乱発すると、
「単なるダメ男」と、かえってネガティブな印象を与えてしまうことがあります。

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